有機栽培でつくったおいしいお米 須田商事 由利本荘市

生産日記

苗作り

さぁ、いよいよ、田植えに向けて春作業の開始です!!(3月5日~)
今年もおいしい須田商事の有機栽培米を作ります!


60度で10分間温湯処理をする

種籾を水に漬け、プールに並べる

土&肥料混ぜ作業

無農薬でお米を育てるため、ここではお湯で殺菌処理をします。
温熱処理は、バカ苗病などの病害にも防除効果を発揮し、薬剤処理以上の処理効果があります。


水を循環させることにより、酸素を送り発芽を促します。
またアブシジン酸菌をしっかりと洗い流すことで、より丈夫な種を育てることができます。
菌が籾についていると立派な苗はできません。

数種類の土を混ぜ合わせ、さらに籾殻を焼いて作ったクンタンと有機肥料を合わせます。
一切、化学肥料は使いません。





土詰め作業 催芽実験 種まき作業

この時一緒に苗箱に有機肥料を散布します。丈夫な苗が育ちます。



種籾にそれぞれ違った処理方法を行い、同じ条件で発芽実験を行います。 おいしいお米作りをするためには、日々の努力と研究が必要です。

適度に芽が出た種を60グラムづつ機械で蒔いていきます。



蒔いた種の上に土をかける作業 ハウスに苗箱を並べる(4月9日) プール育苗(4月17日)

ビニールハウスの中は30度もあり、暑くて作業が大変です。 苗がしっかりと育つように、毎日の温度管理が大切です。 ビニールハウスを開閉して、温度調節をします。
苗の葉が2葉になるとハウスの中に水を入れて苗を育てるプール育苗を行います。根張りがよく、立派な苗が育ちます。苗が4葉~5葉になると田植えを始め、終わり頃には5葉~6葉にまで成長します。

田んぼ作り

稲が順調に育つためには、田んぼ作りはとても重要な作業です。 須田商事では有機肥料やミネラル散布など、いろいろな工夫をしておいしいお米を作っています。(4月15日~)

堆肥運び 堆肥散布 畦畔を作る作業(4月17日)

堆肥は10アールに対して1トンも使います。



 

田んぼにはねずみやもぐらの穴がたくさんあるので、この作業でしっかりと穴をうめて、水漏れを防ぎます。



 
天然岩石ミネラル散布(5月2日) 代かき作業(5月16日)  

おいしいお米を作る為に須田商事ではミネラルを散布します。食味があがり、丈夫な苗に育ちます。

代かきの仕上げは平らにすることが重要です。そうすることで苗の植付けが良くります。

 


紙マルチ田植え

丈夫に育った苗を大切に植えていきます。みんなで協力して田植え作業を進めます。元気な稲に育ちますように!
再生紙に炭の粉を混ぜた「紙マルチ」と呼ばれる黒いシートを田んぼ一面に敷き、その上に苗を植えていく方法です。 シートを敷き詰めることで日光を遮断して、雑草の発生を防ぎます。シートは50日くらいで自然に分解され土に還っていきます。

紙マルチ田植え作業


 
角植えをするみえばあちゃん
(須田商事代表)
田植えを始めて1週間。
あともう少し!